WATER RISK
MANAGEMENT
日本は四方を海に囲まれた海洋国です。
黒潮街道のど真ん中にそびえる屋久島は、昔から航路の重要なランドマークとして、また水の豊富な島としても知られ、琉球、東アジア圏と日本本土を行き来する船がつぎつぎと補給のため寄港しました。
ご先祖様も、もしかしたらこの島の水で喉をうるおし、気持ちもあらたに新天地へと船出したかもしれません。
そんな屋久島の海は、ちょっと気難しいところもありますが、機嫌をよくみて
仲よくなろうとすれば、きっとやさしくほほえみかけてくれます。
ゲストの皆さまに安心してツアーを楽しんでいただけるよう、以下のことに留意しています。
1.海況予測
屋久島は海況予測がとてもむずかしいところです。
天気図、波浪予想図、潮汐、急潮予測など、現在は関係諸機関が公開している様々なデータを参考にできますので、安全なところでツアーができるよう、常にチェックしています。
(サーファーなので、これは歯を磨くのと変わらない昔からの習慣でもあります)
2.観察
予測も大事ですが、いちばん肝心なのはじっさいに海を見て判断することです。
当日朝の海を見て、最終決定します。
海はどんどん姿を変えていくので、目を離さず早めに判断することも大事です。
もっとも経験がものをいうところです。
3.リレーションシップ
ガイドと、ゲストのみなさんとがよいチームになれれば、怖いものなし?です。
雰囲気作りにつとめますが、それほど口が回るわけでもないのでご協力お願いします。
寒いオヤジギャグは笑顔でスルー、あんまり言うタイプではありませんが。
・ケア
あたりまえですが、人によって経験、体力はちがいます。
しっかり見てますのでご安心を。
・安全第一
PFD(ライフジャケット)、リーシュコード(流止め)などを使用し、セイフティ・ファーストにつとめます。
・体調管理
事前の体調管理をお願いします。
皆さんスケジュールをつめこみがちなので、すこし余裕をもって。
たっぷり睡眠をとることはとくに大事ですから、前の日の晩酌はひかえめに・・